7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると
ドイツ(青):79,日本(黄):389と日本の約1/5で落ち着いた状態です。
但し、死者数(人口100万人あたり直近)は引き続きやや多め(ドイツ9人、日本20人)です。
再生産数も最近再び1.0を上回ってきており、2月からマスク着用義務と隔離義務がほぼ撤廃されるだけに、かえって警戒が必要です。
再生産数の急上昇の背景に、中国初の変異種があるとまずいので、念のためRKI変異種分析レポートを確認しましたが、今のところ危険な変異種が増えてきている兆候はないもようです。変異種リスクについては、当面しっかり見張っていくつもりです。
ひとつ重要な朗報があります。インフルエンザの流行に終息宣言が出たことです。
下図は呼吸器系疾患(コロナとインフルエンザを含む)の7日間指数(赤線今冬分)なのですが、昨年急増している時のインフルエンザのシェアが約半分だったのに対し、足元10%まで落ちていますので、インフルエンザの数は激減しています。
今年は例年より早めに流行して一巡したということのようです。
<データソース>~リスク管理担当者はこれらを時々直接確認することをお勧めします。
https://interaktiv.morgenpost.de/corona-virus-karte-infektionen-deutschland-weltweit/
こちらのブログ以外でも、ビジネスに有益なスライドを多数作成し、こちらでご説明しています。よろしければ併せてご活用ください。