来年1月31日発表予定のドイツ2022年第4四半期(10-12月)GDPは前期比▲0.6%くらいが予想されています。
12月16日に出たばかりのドイツ連銀経済予測も、今年10月から来年3月までの冬の半年間は、厳しいマイナス成長を覚悟しなければならない、と警告していました。
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ところがその後、私がフォローしているこちらのGDPナウキャスト2つが揃って大幅に改善しており、マイナス成長が回避できそうな感じになってきました。
①ドイツ経済省ナウキャスト(毎月下旬):Q4前期比 プラス0.2% Q1 フラット https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Infografiken/Schlaglichter/2023/01/12-konjunktur-BIP-nowcast-download.pdf?__blob=publicationFile&v=6
②ドイツ連銀週次経済活動指数(毎週月曜夕刻):Q4前期比 プラス0.1%
Wöchentlicher Aktivitätsindex für die deutsche Wirtschaft | Deutsche Bundesbank
秋頃にはこの世の終わりかのように扱われていた「ガス不足危機」についても、今やほぼ心配する必要すらなくなりつつあります(もちろん来冬についてはまだまだ心配ですが)。
③ガス備蓄率:ベストシナリオに沿った動きで、今冬はほぼ心配なし
Energiemonitor: Die wichtigsten Daten zur Energieversorgung – täglich aktualisiert | ZEIT ONLINE
④欧州ガス価格(TTF)も実にいい感じで低下中
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