ドイツでは最近ほとんど雨が降っておらず、森林火災が起こりやすいシーズン(3~9月)が始まって以来、ドイツでは130件以上の山火事が発生しています。写真はベルリン郊外のブランデンブルク州Jüterbogのもので、(ようやく何とか鎮火に向かってはいますが)ドイツでも連日ニュースになっています。
特にドイツ東部(西より乾燥した大陸性気候になりやすい)では山火事のリスクが高まっています(下図は地面の乾燥度合い)。
https://www.ufz.de/index.php?de=37937
降水量の予報を見ても、今後1ヶ月ドイツ全体に、気温(上)は例年比かなり高め、降水量(下)はやや少な目、という危険な組み合わせになっています。
https://www.dwd.de/DE/leistungen/kvhs_de/1_basic_de/week_de/weekly_node.html
幸いライン川が干上がるような水不足まで心配する必要はなさそうですが、ドイツ経済がまだまだ弱弱しいじょうたいでもあるので、山火事や農作物への悪影響はそろそろ警戒しておきたいと思います。
https://vorhersage.bafg.de/14-Tage-Vorhersage/Kaub_14Tage.pdf