OECDが各国の15歳の生徒を対象に3年毎に実施している学力調査(読解力、数学力、科学力)であるPISA調査「Program for International Student Assessment」の結果が先ほど発表されました。
①ドイツでは、読解力と数学を中心に、成績が大幅に悪化し、歴史的な低水準に落ち込んでいます。成績を伸ばしている国はたくさんあるので、コロナのせいでは済まされない、と初回時と同様第二「PISAショック的」危機感が高まっています。
https://www.oecd.org/publication/pisa-2022-results/country-notes/germany-1a2cf137#chapter-d1e11
②日本ではトレンドとしての改善が続いています。大変誇らしいことです。
日本は相対的に見ても3教科ともトップグループにいます。
ボトム層をしっかり底上げできていることも読み取れます。
https://www.oecd.org/publication/pisa-2022-results/country-notes/japan-f7d7daad#chapter-d1e11
★一覧表で日独比較すると、以下の通りとなります。
上記を上位何%に入っているかに読み替えたもの。日本は3教科ともかなり上位です。
<前回までの結果についての解説>