①暴動
昨年の大みそか、ベルリンで警察官や消防官を花火や投石などで攻撃する大きな暴動がありました。低所得者層を中心に社会に不満が募っていることもあり、今年も大都市を中心に、同様の暴動の発生が懸念されています。
②洪水/水害
https://www.hochwasserzentralen.de/
現在ドイツ北部（地図赤丸部分）を中心に洪水/水害が発生し、連日ドイツのトップニュースとなっています。
上記地域と異なり、ライン川のような大規模河川は護岸がしっかりしているので今のところ大丈夫なのですが、長雨が続いているので、ライン川（下図はデュッセルドルフ）でも来年1/6～8に正念場を迎える見込みです。
https://vorhersage.bafg.de/14-Tage-Vorhersage/Duesseldorf_14Tage.pdf
③インフルエンザ/コロナ
インフル/風邪/コロナの合計（ARE）がここ数年で最高水準の流行（赤線：毎週人口の10.6％が感染（うちコロナが2〜3割）、感染者数残高890万人）となっています。このレベルになると、GDPを有意に押し下げかねない水準です（キール研は経済損失360億EURと推計）。ドイツではもはや誰もマスクなどしていませんので、人混みには極力近づかない方が無難と思いますし、安易に会社を休めない人（ドイツ人の大半はそのように考えませんが）はできれば予防接種を受けた方が良いと思います。また、職場での人繰り（病欠多発）にもご注意ください。
https://influenza.rki.de/Wochenberichte/2023_2024/2023-50.pdf
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