https://www.ifo.de/en/facts/2024-05-03/economists-panel-reform-proposals-for-germany
本日発表されたifo研によるドイツの産業立地分析レポートのエッセンスは以下の通り:
●学校の評点で言うと3.4(平均よりやや下/イマイチといったイメージ)。
●計13の評価項目のうち
高評価は、①政治制度、②教育と人的資本、③治安と地政学的リスク、金融へのアクセス。
低評価は、⑬デジタル化、⑫賃金以外の労務コスト、⑪規制と官僚主義、⑩エネルギーと原材料、⑨税金。
【改善提案】
- 入札手続きや建設/投資の承認手続きの迅速化。
- 新規および既存の法律について官僚コストをより厳密に計測・検討すること。
- 公共サービスにもサービス精神を育むこと。
- 税負担軽減と税制簡素化。
- 労働時間短縮のインセンティブを減らし、長時間働くことの魅力を高めること。
- 退職年齢の引き上げ。
- 限界税率の調整(より多く/長く働くことの魅力を高めるなど)。
- 脱炭素においては、個別性が強いので一概には言えないが、市場志向かつ国際的枠組みに沿った対策を推奨。
<日独経済日記>