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在日ドイツ商工会議所が、円安ユーロ高の進行を受けて、5/16~20に実施した臨時アンケート調査結果(ドイツ企業130社が回答)のエッセンスは以下の通り:
- 【総括】円安は利益率を低下させ、値上げを強いられ、日本市場の魅力を削いでいる。適正なユーロ円レートは130円くらい(今よりはるか下)とのイメージ。
- 【回答企業プロフィール】機械、電気電子、車、化学といったドイツを代表する製造業が中心。
- 円安は82%の企業にとって悪影響。好影響はわずか9%。
- 円安は利益率、競争力、売上に悪影響。
- 65%がやむなく+5~15%の値上げを実施。
- 24%が更なる円安を覚悟。ユーロ高基調が大きく変化するとは思われていない。
- 適正水準のイメージは1ユーロ120~140円と現状の170よりはるか下。
- 「最悪でも1ユーロ160円くらいを想定していた」というコメントが非常に印象的。円安が海外企業を苦しめ、日本企業の国際競争力を恐ろしく底上げしているということは間違いなさそう。
<日独経済日記>