①【本日の注目点】
- (冒頭図)昨年までの実質賃金マイナスを取り返すべく、不況下でも1年+7%の高い賃上げを要求中のIGメタル、自動車・電機業界を中心に大規模警告スト実施。
- アウディ、来年2月末にブリュッセルのベルギーEV工場での生産停止。
- GfK消費者センチメント、若干改善もまだまだ低水準。実質所得増加の割に個人消費の回復が鈍い展開が続きそう(③-a)。
②ドイツのニュース~こちら↓のなかから気になるものをWEB翻訳で。
https://www.deutschlandfunk.de/nachrichten/wochenueberblick
③本日の注目データ
a) GfK消費者センチメント~9月の▲21.9、10月の▲21.0から11月は▲18.3と若干回復も長期平均+1.6よりまだはるか下。景気低迷(リストラ、産業空洞化)、戦争、物価上昇による不安が、実質所得の大幅増加の効果を打ち消している。
b) ドイツにおける最近の人員削減アナウンス~連日報道される国内工場閉鎖や産業空洞化のニュースは上記消費者センチメント冷え込みの一因となっている。
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