ドイツ農業食品省の発表によると、ドイツ人の肉の消費量が激減しています。
特にドイツ人が最も好んで食べてきた豚肉の消費が落ちています。数字はありませんが、ソーセージなどの加工肉も落ちているようです。一方、代替肉製品の売上げは順調に伸びています。
近年気候変動や動物愛護への意識の高まりから、ベジタリアン/ビーガンが増えていることが理由のようです。
またこの2年間インフレがきつかったことも、肉離れに拍車をかけた模様です。
国内需要以上に国内生産量がある(+1~2割程度)ため、輸出が伸びない限り、国内食肉生産業者は苦しい状況に陥ります。
一人あたり肉の消費量(kg):上から、牛肉、豚肉、鶏肉、合計
~直近10年でガクンと落ち込んでいます