ケルン、デュッセルドルフ、マインツは「カーニバルの三大都市」と呼ばれており、今年のイベント期間は、2月8日(木)~13日(火)、12日(月)にはそのハイライトである「バラの月曜日の大パレード(Rosenmontagszug)」が予定されています。
経営者団体系シンクタンクであるドイツ経済研究所(IW、ケルン研)からカーニバルの経済効果についての興味深いレポートが出ていたので、そのエッセンスをご紹介します。
- カーニバルによって発生する売上総額は17億ユーロ(約2,700億円相当)
- 主な内訳は、小売 3.6億ユーロ(コスチューム類)
ホテル 1.9億ユーロ(観光客誘引)
レストラン 7.7億ユーロ(ケルシュやアルトビア)
交通 2.6億ユーロ(電車、タクシー)など - コロナで大きく落ち込んだ後、昨シーズンは既に16.5億ユーロまで回復
- 今シーズンはそこから微増見込み
<ドイツ大使館のカーニバル解説>
<昨年のデュッセルドルフのカーニバルの様子>
【注意】
ドイツではスリが非常に多く、足元インフルエンザも結構流行っている(下図赤線が人口10万人当たりの新規感染者数推移、現在の患者総数610万人)ので、くれぐれもご注意ください。
https://influenza.rki.de/Wochenberichte/2023_2024/2024-04.pdf
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