ドイツ政府はクリスマス休暇も返上して必死にワクチン接種を推進しようとしていますが、本日(12/28)時点でワクチン接種を回避している人がまだ26.1%もいます(ワクチン接種できない年齢層4.8%を除く)。
1回以上接種した人の割合(現在73.9%)が増えれば「改心」した人が増えたということになるのですが、そのペースは1日0.1%程度に過ぎず、十分な成果を上げているとは言えない状況です。
最近のワクチン接種の8割がブースター、1割が2回目、1割が1回目というバランスになっています。
ドイツ保健省は、来るべきオミクロン株大流行を少しでも抑えようと、フェイスブックなどで以下のようなワクチン啓蒙キャンペーンを展開しています。
- 入院患者の数は同じ(この図では2人ずつ)に見えているかも知れないが、それでワクチンが効いていないなどと考えてはいけない
- 入院患者の大半を占める60歳以上の年齢層では、ワクチン接種率は90%に達している
- ワクチン接種者の2.2%、未接種者の20%が重症化した結果、病院に二人ずつ入院しているということだ
- ワクチン接種により、入院(重症化)リスクは10分の1に抑え込まれているということだ