毎夕木曜夕方にドイツ国立感染研究所(RKI)から発表されている直近週報をチェックしておきます。
オミクロンは着実に終息に向かっているのですが、新規感染者数はまだまだかなり高い状態です。欧州他国比でもアンダーパフォームしています(ドイツだけ真面目に検査・報告をつづけているという可能性もありますが)。

どの年齢層においても、かなり高い感染率(人口10万人当たり一週間の新規感染者数で計測)に留まっています。
(縦軸:年齢層、横軸:時間、色:感染率)

但し、重症(入院)患者数はかなり減っており、コロナ前より低いくらいに留まっています。

その結果、医療キャパ(入院病床)は全く問題なく余裕のある状態となっています。

コロナによる死者数もかなり抑え込めるようになってきました。

最近、PCR検査件数は激減(2百万件超⇒80万件/週)し、陽性比率は約4割となっています。PCR検査会場には心当たりのある人が確認に来ていることが多いので、日本への帰国のために検査を受けるような場合には、検査会場で周りの人から移されないよう厳重な注意が必要と思います。
ちなみに検査のキャパシティは3百万件/週あるので、現在の稼働率は1/4程度です。

ワクチン接種は最近ほとんど進んでおらず、打ちたい人はほぼ打ち尽くした状況となっています。次の秋冬に向けて、オミクロン用のワクチンが開発できれば、すべての国民に4回目のブースターが提供される見込みです。

足元の感染はほぼすべてがオミクロンBA2ですが、最近BA5がやや増えてきています。但し、変異種の重症化/大流行のリスクはほぼないと評価されています。

以下は本日のRKI日報(5/20)からの抜粋(データ)です。
再生産数(赤線)は最近安定的に1.0を下回っており、(改善ペースはやや遅いものの)今後も新規感染者数の減少継続が期待できます。

州毎に見ても、むらなく全体として沈静化に向かっています。

今年の夏は、久しぶりになかなかノーマルなものになってくれるのではないかと期待しています。