日独経済日記

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20220620 IMD国際競争力ランキング:ドイツ15位、日本34位(63か国中)

先週、スイス国際経営開発研究所(IMD)が、世界63ヶ国・地域を対象とする「国際競争力ランキング2022」を発表しました。
https://www.imd.org/centers/world-competitiveness-center/rankings/world-competitiveness/

 

1位デンマーク、2位スイス、3位シンガポール、4位スウェーデン、5位香港で、
米国は10位、ドイツは15位、日本は34位となっています。

 

このランキングは
「経済状況(下図1~5)」、「政府の効率性(同6~10)」、
「ビジネスの効率性(同11~15)」、「インフラ(同16~20)」
の4分野の評価(統計データと企業幹部アンケート結果の組み合わせ)を総合して順位づけしたものです。

 

ドイツ(と1位のデンマーク)は「税制」以外のクライテリアはさほど悪くないのに対し、日本は 「マネジメント」、「財政」、「物価」でほぼ対象国中最低レベルの評価になっています。

【クライテリア詳細】

https://www.imd.org/globalassets/wcc/docs/release-2022/all_criteria_list_wcy_2022.pdf

 

<「税制」の詳細>

<「マネジメント」の詳細>

<「財政」の詳細>

<「物価」の詳細>

 

【ご参考】日本語での報道ぶり

世界競争力番付、デンマークがスイス抜き初のトップ-IMD - Bloomberg

日本の競争力、世界34位に後退: 日本経済新聞 (nikkei.com)