スペイン、フランス、ポルトガル、ギリシャ、トルコなどドイツの南の方では今年も猛暑や山火事が大変で、ドイツでも連日報道されているのですが、暑さが今のところはさほどでもないドイツでも、5月6月と降水量が異常に少なかったため、干ばつが心配され始めています。
最近では2018年、2019年と干ばつに苦しんだドイツですが、足元の土壌乾燥度はその2年とほぼ変わらない状況になっているようです。
Trockenheit 2022 in Deutschland: Die Aussichten sind übel | wetter.de
特に2018年の干ばつでは各地で水不足や農産物被害が発生しただけでなく、ライン川の水位が下がりすぎて、産業物流が滞りました。
現在のドイツ各地の川の水位を見ると、ほとんどの場所で平均値をかなり下回っています。
Flusspegel Deutschland - Pegelstände aktuell - WetterOnline
現時点ではまだ大騒ぎするような状況ではありませんが、当面まとまった雨が降る可能性は低く、月後半は熱波が襲ってくるかもしれないということなので、しばらく注視していこうと思っています。