サービス業の統計が出るまでにはかなり時間がかかるので、直近7月、8月分までしかデータが出ていませんが、下図の通り、ドイツのクルーズ旅客売上はコロナ前を上回る水準にまで回復しています。かなりの部分がコロナで2年分たまったリベンジ旅行だと思われます。
但し、ドイツのリベンジ消費原資は、インフレでかなり食われてしまっており、今後はさほど期待できない可能性が高いことには注意が必要です。
EUスタートのクルーズ旅客数は2019年の740万人から、2020年50万人、2021年130万人と激減していましたが、EU全体でもドイツ同様に夏場には元に戻っているとすると、短期間の間に相当戻したことになります。
これまで予想以上に堅調だったユーロ圏GDPを説明するひとつの要因と思います。
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