ディスカウントスーパーのAldi(Süd)がまもなく都市部の店舗に「Doppelkassen(ダブルレジ)」を導入するようです(写真のようなイメージで出口が二つある)。
レジ精算時の最後には、たいてい支払いや商品の袋詰めで客がモタモタする時間ができるので、その間に次の客のバーコード読み取りを始めることにより生産性を上げようという企画です。レジの人が常時フル回転で大変そうな気もしますが、賃上げにふさわしい生産性向上にはなりそうです。
現金で払いたい年配の客が多いため、ドイツではセルフレジはあってもあまり使われていません。このダブルレジはいかにもドイツらしい工夫をこらした面白い企画なので、近くのAldiに導入されたら早速試してご報告したいと思っています。取り急ぎ。
【ご参考】CSR的にこういう真逆の方向性追求事例もあるようです。