日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20230910 ドイツが日本に大敗したことについてのビルト紙の報道ぶり

昨夜(9/9、20:45~@ヴォルフスブルク)サッカーのドイツ代表が国際親善試合で日本に1-4で大敗を喫したことについて、ドイツ最大の新聞:ビルト(Bild)紙の報道ぶりをまとめておきます。

 

●上図はWEB版スポーツ欄トップ部分ですが、

「これまでいつもフリック監督を守ってきたドイツサッカー連盟フェラー氏が監督進退への言及を回避

監督人事が本件最大のインプリケーションであることを明確にしています。

全体としても、試合内容は「大惨事」、代表監督は「解任確実」というトーンです。

 

●表紙の中央の大部分を割いて以下のように当敗戦を報じています。

 「お前たちはもう気の毒でしかない」「日本相手に1-4」

 「フランス戦でよほどの奇跡でも起こさない限り解任

BILD AM SONNTAG

 

●紙版スポーツ欄トップ

フリック解任間近」「フランスに負ければクビ確定」

「W杯に続いて日本に敗戦」「試合でも呆然として打つ手なし」

 

●中央には「恥を知れ!」と失点シーン4枚。右端は個人採点(1高評価~6低評価)。

 フリック監督:「何のアイデアもなく、解任必至」と最低評価6

 失点の起因となった左SBシュロッタ―ベックと、

 ほとんど得点しそうな気配がなかったFWハバーツも最低評価6

 最高点2は何度も追加失点を防いだキーパーのシュテゲン

 前半見事な同点ゴールを決めたサネと久々に右SBで奮闘したキミヒが3

 

●こうなると俄然バスケ世界制覇に大きな期待がかかります(本日セルビアとの決勝戦)。

 

なお、TVやラジオのニュースでは、さすがにモロッコ地震G20などの一般重大ニュースを押しのけてまでのトップニュースにはなっていませんが、最後のスポーツコーナーでは必ず大きく(悲しげに)報じられています。