いずれも、長期間/段階的賃上げ/(インフレ対応免税)一時金の複雑な組み合わせであり、「年●%の賃上げ」と簡単に表現できるものではありませんが、マクロベースで概ね、今年/来年と5%前後の賃上げが続く仕上がりとなっています。
なお、昨日24時間警告ストを強行して顰蹙を買っているGDL(上表網掛け部分)については、ドイツメディアも以下のように厳しい報道をしています。
- XMAS時期に顧客に大きな迷惑をかけているだけでなく、ただでさえ低迷しているドイツ経済にもダメージを与えている。
- 車より環境に優しい鉄道が、見苦しいほどの規則性で麻痺している。こんな状態で交通機関のエコシフトなど成功できるのか?
- 気候変動基金の違憲判決により、資金面でも今後の鉄道改修工事が不安視されているところ。
- 小規模組合GDL(ドイツ鉄道民営化以降、EVGと張り合っている~今夏妥結済)の権力に酔ったボスであるヴェゼルスキー委員長は、来年の引退を控え、歴史に爪痕を残そうとしているだけ。