本日ifo研、キール研、エッセン研の3機関からドイツ経済予測最新版の発表がありました。
いずれもインフレが大幅に上方趨勢され、名目成長がかさ上げされる格好となっています。
赤網掛けの3件が今日の発表分で、これらを含む6月更新分5件の単純平均をとってみると、実質GDP 今年2.1/来年2.8% CPI 7.1%/3.9%となっています。
インフレが2%のターゲットを大きく超過したままの状態が長期にわたって続く一方、 これだけインフレに食われても、潜在成長率を大きく上回る経済成長率がしっかり確保できているということであり、決して悲観するような状況ではないと思います。
【ご参考リンク】
①ifo研
②キール研
③エッセン研
Hohe Inflation verzögert Erholung der deutschen Konjunktur - RWI Essen (rwi-essen.de)