先ほどドイツ連邦統計局から、今年前半(1~6月)の交通事故統計が発表されていたのでざっと確認しました。
これによると、ドイツにおける交通事故死者数は下図の通り年初から増加傾向にあり、1~6月の累計では、1,238人(事故件数115万件)となっていました。
日本の今年1~6月の数字を確認すると、死者1158人、事故件数14.3万件となっています。
道路の交通に関する統計 交通事故統計月報 月次 2022年6月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
日本の人口はドイツの約1.5倍ですので、人口当たりで比較すると、ドイツは日本に比べて、交通事故死者数は1.6倍、交通事故件数は12倍ということになります。
ちなみに、先日こちらでご紹介した通り、犯罪発生件数で見ても、ドイツは日本の約10倍危険です。
20220808 ドイツ安全の手引き2022 - 日独経済日記 (hatenablog.com)
ドイツは先進国の中でも非常に安全で治安のよい国というイメージがありますが、日本はそのはるかに上のレベルにあるということです。
日本の安心・安全のありがたみをかみしめると共に、
海外で日本と同じ気持ちでいると大変危ない、
ということを再認識する必要があると思った次第です。