https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/10/PD23_420_811.html
「今年先進国唯一のマイナス成長」「今年日本のGDPを抜く」など、最近何かと話題のドイツ経済ですが、先ほど発表された第3四半期(7-9月期)実質GDPは、
①前期比▲0.1%と市場予想(▲0.3%程度)比強め
②Q1、Q2とも0.1%ずつ上方修正
と、恐れていたほど弱い内容ではありませんでした。
速報なので中身については全くわからないのですが、統計局は「個人消費が弱い一方で設備投資が強かった」とコメントしています。
内外主要機関の今年の実質GDP着地予測は▲0.4~▲0.5%かなり悲観的なのですが。。。
▲0.5%の通年着地になるには第4四半期(10-12月期)の前期比が▲1.5%まで落ち込む必要があるので、さすがに▲0.5%というひどい着地になならないと思われます。
Q4前期比フラットなら通年の着地は▲0.1%で収まります。
今後出てくる経済予測は、今年分をやや上方修正してくることになると思います。
<日本語報道例>
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-30/S3C42RT0G1KW01
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