ドイツ全土で連日繰り広げられている反極右大規模デモの効果もあって、AfD(青、極右)の支持率の急低下が続いています。
それでも今もし仮に選挙があったとすれば(日本と違って首相が簡単に議会を解散することはできず、連立内からの離反⇒不信任成立⇒大統領のGOサインが必要)、AfDは全630議席中146議席(シェア23%)を獲得し、野党第一党となることが確実な情勢となっています。
また、極左ポピュリズム新党BSWは43議席(Linkeからの分離独立で現有10議席)に躍進する一方、連立ジュニアパートナーのFDP(現有92議席)と野党Linke(分裂後28議席)は5%条項抵触で議席を失う見込みです。
極右AfDと極左BSWとの連立は絶対回避となると、民主的政党のみによる政権は、大連立(黒+赤)かCDU/CSUとGreenの連立(黒+緑)の2択しかないということになります。
<現状の議席配分>
ZDF(ドイツ公共第二放送)の世論調査「Politbarometer」によるドイツ政治家トップ10の評価ランキングは下表の通りです。
https://www.forschungsgruppe.de/Aktuelles/Politbarometer/
<今回新登場のブストNRW州首相は、既に日本語WIKIになっています>
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