①政党別支持率~AfD(青線、極右)の支持率が2割以下まで急低下。多数の大規模反極右デモや主要政治家による「政府への不満を極右への投票で表現するのは大変危険なので絶対にやめて欲しい」といった警告などの効果が少し出てきたとの評価。
現時点で総選挙を実施すると、連立ジュニアパートナーのFDP(黄色、自由経済重視)が5%条項抵触で議席を失い、極左ポピュリズム新党BSW(紫色)が7%の議席を獲得することに。
<最近ドイツ全土で大規模に展開されている反極右デモの直近報道例>
②ショルツ政権支持率~政府の仕事ぶりに満足している人のシェアはわずか17%と過去最低水準まで低下(81%が不満というのも過去最高水準)。
③主要政治家に対する満足度~政府のキーパーソン達であるショルツ首相、ハーベック経済相、ベアボック外相、リントナー蔵相はいずれも低下。野党第一党CDUのメルツ党首だけ辛うじて横ばい。
②③のソース:
https://www.tagesschau.de/inland/deutschlandtrend/deutschlandtrend-3414.html
④週休3日制(週労働4日制)~賛成と反対が各4割強で真っ二つに割れている。労働組合は今年以降、賃上げ以外で時短要求をギアアップしてくる見込み。
⑤在宅勤務(ホームオフィス)~労働者の法的権利にするかどうかについては、反対5割とかなり多い。経営者側は「できるところでは既に最大限取り入れている」「順守状況の記録/報告など、無駄な手間がかさむだけで有害」と強く反対。
④⑤のソース:
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