英エコノミスト誌が年2回発表している、ビッグマック指数(ビッグマック価格を基に為替レートの過大評価/過小評価を計測するもの)が先日発表されたので内容を確認しておきましょう。
最近はインタラクティブ性(基準通貨や基準年等が選択可能)とビジュアル面での工夫が大変素晴らしく、使いやすいサイトになっています。
The Big Mac index | The Economist
①対ユーロで見ると、円は3割程度割安、ドルはビッグマック平価的にやや高く見えるが所得比ではむしろやや割安、ポンドは概ねフェア、スイスフランは過大評価に見えるが所得を勘案するとフェア、人民元では日本と同じくらいの価格でビッグマックが買える、ということが判ります。
②対円でみると、主要通貨は軒並み大幅過大評価(円の割安さが顕著)となっていることが判ります。日本は物価が極めて安い国に見えているということです。
なお、この指数の詳しい説明についてはこちらをご覧ください。
一人当たりGDP調整のイメージはこちらです。