東京オリンピックの国別メダル獲得数で、日本が大健闘(金メダル数で3位)したことは大変嬉しいのですが、トップ5常連のドイツが今回はかなり苦戦しました。
ドイツが苦戦した原因について特に定説はありませんが、コロナ禍で普段の実力が発揮しづらかった(特にチームスポーツ)ということは言えるかもしれません。
【今回のオリンピック】
国別メダルランキング - 東京オリンピック・パラリンピック特集 - Yahoo! JAPAN
【今回を含むこれまでのオリンピック累計】
近代オリンピックでの国・地域別メダル総獲得数一覧 - Wikipedia
ドイツではそもそも今回のオリンピックへの関心が薄かった上(市民の半数程度しか「関心あり」と回答していなかった)、期待の男子サッカーが実に冴えない戦いぶりで早々に予選敗退したため、オリンピックは盛り上がりに欠けていました。
しかも、こちらの哀しい二つのニュースが、ドイツ市民の無関心に拍車をかけました。
ドイツ代表ディレクターが帰国 人種差別発言で―自転車〔五輪・自転車〕(時事通信) - Yahoo!ニュース
五輪=近代五種ドイツ代表監督、馬をたたいて失格処分に(ロイター) - Yahoo!ニュース
唯一、ドイツ男子テニスのエース:ズべレフが、足元敵なしに見えた王者ジョコビッチを倒して金メダルを獲得したことについては、冷めたドイツもさすがに大いに盛り上がり、今回のオリンピックでダントツのポジティブニュースとなりました。
Tennis ZVEREV Alexander - Tokyo 2020 Olympics