先ほどドイツ連邦統計局から掲題のような発表がありました。
交通事故死者数はコロナ前の水準よりはまだずっと低いものの、2021年の2562人より今年は+9%増加する見込みです。事故件数は前年比+4%、負傷者数は+9%あたりで着地すると推計されています。
但し、下図の通り、1970年第以降の大幅減少トレンドはしっかりと続いているようです。速度制限、アルコール上限、シートベルト着用義務などの導入が奏功しているようです。
ちなみに日本の今年の交通事故者数をこちらのサイトで確認してみたところ、
道路の交通に関する統計 交通事故統計月報 月次 2022年10月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
数字が出ている10月分までで累計2,078人。年単位でも減少トレンドがしっかり続いています。
私の学生時代は、交通事故で年1万人が死ぬ、というのが常識でしたので、世の中ずいぶんと安全になったものだとしみじみ思います。