先ほどドイツ連邦統計局から発表された数字を見ると、以下のことが読み取れます。
- 2022年前半(1~6月)の新築住宅における、ガス(暖房)のシェア(青点線)は16.2%まで急低下。
- 前年(2021年)同期比では▲9.3%、コロナ前(2019年)比では▲23.7%。
- 政策的支援もあり、コロナ以降、ヒートポンプ、太陽光、バイオガスなどの再エネシェア(赤実線)が増加。
- ガス価格暴騰の影響もあり、今後もこのトレンドは続きそう。
但し、以前はガスがロシアから安価かつ安定的に供給されるものと高をくくっていた(しかも灯油(茶)などと比べればCO2排出が少ないとみなされていた)こともあり、既存住宅の約半分(紫)、家計のエネルギー需要の約4割をガスが占めています。
Energiemonitor: Die wichtigsten Daten zur Energieversorgung – täglich aktualisiert | ZEIT ONLINE