日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20230208 ドイツでもやや寒い日が続いていますが、急に厳冬に襲われることはなさそうです

 

最近平年並みに寒い日が続いています(下図黒線が平年比の気温)ので、予想外の厳冬到来でガス不足に陥るリスクが高まっていないかどうか、念のためチェックしておきました。

https://www.bundesnetzagentur.de/DE/Gasversorgung/aktuelle_gasversorgung/_svg/Indikator1_Temperaturprognose/Indikator_Temperaturprognose.html;jsessionid=C1FCD25AA695F4028CE28B7802DC13AB?nn=1077982

 

ドイツ気象庁のこちらの予測を見る限り、

2月中旬(左上)から3月上旬(右下)にかけて、気温はずっと平年を(0.5℃以上)上回る期間が続き

 

2~4月通してみても、かなりの確率(予測自信度:緑)で平年をやや上回る気温となることが予想されています。


 

ドイツ国内のガス備蓄率(紫線)はほぼベストシナリオ(一番上の点線)に沿って高水準を維持できていますし。。。。

 

ガス以外も含むエネルギー価格は、ウクライナ戦争勃発直前のレベルまで低下してきています。

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こちらはちょっと怖いグラフですが、こういう気温の超長期推移のトレンドを見ていると、来年以降も厳冬というよりは暖冬(ガス節約には追い風)となる可能性が高いように思われます。

 

https://www.dwd.de/DE/Home/home_node.html