日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20230210 ドイツコロナ状況指さし確認

「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると、ドイツは日本の半分くらい(ドイツ95人、日本194人)。

 

呼吸器系疾患(ARE)全体としては昨年ピークを迎えた後、安定的に推移(赤線が今冬分の7日間指数、このうちコロナとインフルが足元各約1割、インフルは「流行終了宣言」済)。

 

変異種としてはBQ.1.1とXBB.1.5が増えてきているものの、いずれも毒性が強いものではなく、特段懸念なし。

 

ただし、実効再生産数(橙線)は最近ずっと1.0を上回っており、沈静化はまだまだ先になりそう。

 

ドイツでは昨日から(長距離近距離とも)電車・バス内でのマスク着用義務が全国で完全に撤廃されていますが、上記のような(感染リスク自体は相応に残り続ける)状況ですので、建物内での人混みの中ではFFP2マスクを着けていた方が安全と思います。