https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/08/PD23_325_45213.html
今朝のドイツ連邦統計局の発表によると、ホテル・レストラン業界の年前半の売上高は、前年同期比実質+5.8%、名目+15.8%となかなか好調でした。
但し、コロナ前の2019年上半期との比較では、実質▲10.4%、名目+9.6%と微妙な結果になっています(実質と名目の差はインフレ上昇分)。
冒頭グラフ(青線)は季節調整済実質売上高ですが、コロナ前の安定的高水準から1割程度切り下がったまま足元はやや弱含み推移となっています。
最近の不景気を反映して、やや財布のひもが固くなりつつある模様です。
ちなみにifo研の「景気ヒートマップ」を確認すると、55:ホテル、56:レストラン共に、年初の好調(赤色)が一巡して減速(薄青)していることが判ります。
(今でも絶好調なのは旅行・エンタメ関連くらい)
https://www.ifo.de/fakten/2023-07-25/ifo-geschaeftsklimaindex-sinkt-zum-dritten-mal-folge-juli-2023
ちなみに町の人出(上記売上と直接強い相関があるとは言いきれませんが)は、ほぼ昨年並み/コロナ前よりやや低い水準となっています。
https://www.dashboard-deutschland.de/comparative-analysis/pulsmesser_wirtschaft