20240614 ドイツの気になるデータ5選（政治家人気トップ10、EURO2024など）

①ZDF/Politbarometer政治家人気トップ10～ショルツ首相が9位まで後退

本件がトップ独走のピストリウス国防相の人気に今後どう影響するかに注目。

②前倒し総選挙に対する国民の考え方～欧州議会選惨敗を受けて、ショルツ政権は来年秋の総選挙までもたないのではないかという見方が3割（左）。（フランスのようにいっそ）前倒し総選挙に打って出るべきと考える人たちが5割（右）。

（注：首相に事実上の解散権がある日本と異なり、ドイツでは下院での不信任成立が前提となるので、総選挙前倒しは実務上非常に困難/過去にもほとんど例がない、という点には注意が必要）

③今夜開幕するEURO2024の優勝オッズ～①イングランド（確率22％）、②フランス（20％）、③ドイツ（16％）の序列は変わらないものの、④ポルトガルが13％に急上昇。

今夜21時（＠ミュンヘン）の開幕戦は、ドイツが2-3点取って楽勝と目されている。

④企業倒産件数（5月）～前年同月比+25.9％（青）と大幅な増加継続。先行指標（赤）これまで同様のペースでの増加を示唆。コロナ前の水準を超えてきている。

但し、長期的にはまだかなりの低水準ではある。

⑤ARD/Tagesschau 優しいドイツ語版～テーマを厳選し、優しい言葉でゆっくりとニュースを伝えてくれる新番組。報道の中核を担うべき公共放送としての気概を感じさせる良品。ドイツ語学習の教材としてもおススメ。

＜日独経済日記＞