在独ビジネスマンとして念頭に置いておくべき本報告書(スイスのビジネススクールIMDの国際競争力比較、毎年発表)のエッセンス:
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日独共通の強み:
科学インフラ、タイトな雇用、健康や環境面での先進性 - 日独共通の弱み:
改革意欲(柔軟性、適応性など)、物価(上昇度合い+絶対水準) - ドイツの強み:
マクロ経済全体としての健全性、安定感(特に財政と対外収支)
★但し、近年は産業立地の魅力が急低下しており、対内直接投資急減 -
ドイツの弱み:
租税・社会保険関連負担がとにかく重い
★近年は、複雑な規制や煩雑な行政手続きがこれに上乗せされている - 日本の強み:
足元の国内経済の(他先進国比での)アウトパフォーマンス -
日本の弱み:
稚拙なマネジメント、企業家精神不在、男女格差、労働法制、劣悪な財政
<G4レーダーチャート>~日本がドイツに対して最も劣って見えるのが、6財政、2貿易、11生産性、14マネジメント
<トップ10>~この種のランキングは小国/北欧が上位を独占しがち。UAEが健闘
<報告書内のドイツ単体評価ページ>~欧州内での地位(43カ国中16位)も高くない
<日本の課題としてIMDから名指しされていること>
<前回(2023年)分>~日本の国内経済評価(1)が27位から今回5位にまで急回復した
<日本語報道例>
<日独経済日記>