
https://www.zew.de/presse/pressearchiv/konjunkturerwartungen-steigen-erneut-stark-an
①【本日の注目点】
- ZEW景況感指数(冒頭グラフ):期待指数(赤)が▲14.0⇒+25.2と市場予想(+12程度)以上に回復。トランプ関税に対する不安後退とメルツ新政権発足に対する期待が押上げ。但し、当該指数はあくまで金融アナリストたちの評価であり、株価の急回復につられている可能性が高い(先行するSENTIXも同様)。関税のダメージを見極めるには企業の生の声であるPMIやifo(毎月後半発表)を重視すべき。
- 経営者系シンクタンクIWの直近経済予測:トランプ関税で今年の世界のGDPは+2%どまり(中国+4%、米国+1.3%、ユーロ圏+0.8%)となるため、輸出頼みのドイツ経済は▲0.2%と3年連続のマイナス成長を余儀なくされる。失業者数は通年平均で3百万人に達する。

- メルツ首相は本日昼に政府プログラムを発表予定。「週4日労働やワークライフバランスでは経済的繁栄を維持できない」として、労働投入増強に向けた施策(週労働時間の延長、残業代の税率低減など)を重視する見込み。
②ドイツのニュース~こちら↓のなかから気になるものをWEB翻訳で。
https://www.deutschlandfunk.de/nachrichten/wochenueberblick


③本日の注目データ
a) インフレ確報(4月)~前年同月比2.1%(モノ+0.5%/サービス+3.9%)と概ね良好に見えるが、あくまで前年の比較対象が高かった(ベーシス効果の)おかげ。前月比は高めで推移しており、ユーロ高環境下でもECBが「インフレは克服済」と宣言できる状態ではない。
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2025/05/PD25_168_611.html
④今日のひとこと~ドイツのベストセラー「Jeden Tag Einen Schritt (一日一歩)」より5/14分:
>他人は変えられない、ということを潔くしっかり受け入れよう。ナッジ(自発的変化を促そうと背中を押すこと)とて、逆効果に終わることが多く、非常にリスキー。
◆ドイツ経済クイックチェック
note.com
◆サバイバルドイツ語フレーズ集
◆ブンデスリーガ日本人選手たちの活躍ぶり
◆日独経済日記YouTubeチャンネル(日本語/ドイツ語)
◆ドイツニュースダイジェスト連載コラム「ビジネス塾」
http://www.newsdigest.de/newsde/column/business-school/backnumber/