日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20211127 コロナ対応への不満がショルツ次期首相に向けられ始めています

SPDとCDU/CSUの支持率は、一時かなり差が開いていた(6-7ポイントくらい)のですが、最近また結構縮まってきました。実際の選挙の得票率25対24にまた大分近づいています。

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●その主因はコロナ状況の急速な悪化で、唯でさえ舵取りの難しい3党連立のショルツ新政権にとって頭の痛い問題となりそうです。

ショルツ政権はまだ発足していないのですが、コロナ対策の主導権は既に信号機連立政党の議員が握っており、状況悪化への不満は既に信号機連立3党に向けられています。

 

下図はコロナ対応を非常に不満に思う人(濃い赤線)の急増を示しています。

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●連立契約の内容については、特段目新しい/素晴らしい政策アイデアが出てきたわけではありませんが、6割程度がまあポジティブに評価している感じです。やはり、一番の不満はコロナ対策と言ってよいでしょう。

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