本日ドイツ連邦雇用庁から1月分のドイツ雇用統計が発表されました。
一言でいうと、
オミクロンをものともせず、1月もドイツ雇用の力強い改善継続
ということかと思います。
エッセンスを以下ご紹介します。
●季節調整後の失業者数は(▲6-10千人の市場予想を上回る)減少継続(1月▲48千人)。最近は市場予想を上回る改善がずっと続いている。
https://tradingeconomics.com/germany/unemployment-change
ドイツ雇用庁HP
https://statistik.arbeitsagentur.de/DE/Home/home_node.html
●失業率はコロナ後のスパイク分をほぼリバースした格好
https://tradingeconomics.com/germany/unemployment-rate
●求人数(上線:残高、下線:新規)はコロナ前の水準を上回りつつ、力強く増加継続
●全体としてむしろ人手不足気味なこともあり、操短減少も順調に継続
●スキルなどが低く長期失業となっているハルツⅣ(SGBⅡ)受給者数も
最近は着実に減少に向かっている
●ifo雇用バロメータ(ドイツ雇用の先行指標)はやや勢いを失いつつあるものの、引き続き高水準を維持