https://www.iwh-halle.de/presse/pressemitteilungen/detail/konjunktur-aktuell-belebung-in-dienstleistungsbranchen-aber-zunaechst-weiter-schwache-industriekonj/
昨日ライプニツ経済研究所ハレ(IWH)より最新マクロ経済予測が発表され、今年のドイツ実質GDP成長率は▲0.3%とマイナス成長予想となっていました。
上図の通り、これで6月に入ってから10機関連続でマイナス成長予想が発表されており、単純平均で▲0.3%となっています。
ポイントは以下の通りです。
●四半期GDPの走り(下表最下段):Q2前期比+0.4%、Q3フラット、Q4+0.5%。
インフレ率の今後の低下(今年+6.1%/来年+2.7%)と強めの賃金上昇(時給今年+6.%/来年+4.0%)により、個人消費は今後回復に向かう(最上段)。
●旧東ドイツ地域だけで見れば、今年プラス0.8%成長。
●アウトプットギャップはコロナ以降マイナス続きで、来年もまだ埋まらない見込み。
●2022~2027年の潜在成長率は+0.8%(に切り下がった)と見ています。
●米国:今年+1.3/来年+1.2%、中国:+5.3/+4.3%、日本:+1.5/+1.2%予想。
●米国はリセッション/ハードランディング回避(今年Q4ゼロ成長が底)を予想。
<前回のハレ研予測>