ドイツ連銀のデータベースが2022年分まで更新されたので、ユーロ導入(1999年)以降のドイツ銀行業界関連主要データ(グラフ)を以下ご紹介します。
●ドイツ銀行業界最大の特徴:3本柱構造
●ドイツ銀行業界の構造不況/リストラが続くなか、銀行数と支店数は減少継続。
デジタル化で支店数の減少は今後加速見込み。
●長短金利低下トレンドの中でROEは切り下がり、利ザヤは低下継続。
●総資産(10億EUR):コロナ後運転資金増加で急増/利上げ後伸び悩み
●経費率:長期平均は68%程度
●貸倒引当金(10億EUR):ここ10年来低水準だったが、今後は増加見込み
●利ザヤ(下の青線):過当競争+金利低下トレンドの中で圧迫され続けている。
●金利収益(10億EUR):昨年の金利急上昇でもわずかな増加に留まる(利ザヤの改善なく、ボリューム頼み)。
●手数料収益(10億EUR):
●トレーディング収益(10億EUR):リーマンショックでは大幅赤字を記録
●長期マクロデータ:
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