先ほどドイツ連銀が発表したデータ（2023年6月末時点）によると、ドイツの個人（家計）の金融資産は上図の通り、金利や評価額上昇のおかげで3月末比940億EUR増加し、7.49兆EURとなっていました。
日独のデータが揃ったので比較表にしてみたところ、こんな感じになりました。
日本人はドイツ人以上に現預金好きで、ドイツ人は投資信託や保険・年金に資産を多めに振り向けていることが判ります。
円ベースで一人当たり金額を比較すると以下の通りになります。
共に富裕層が押し上げている平均値（メジアンではない）なので実感とずれているかもしれませんが、日独とも現預金選好の強さが伺えます。
＜日銀発表の日本側データ＞
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf
ちなみにインフレ分を差し引いた実質ベースで見ると、ドイツの金融資産は減少（マイナス利回り）が続いています。
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