
https://www.cmegroup.com/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
◆あくまで(信頼性がハードデータほど高くなく、パウエル議長がやや軽視する)ソフトデータではあるものの、消費者センチメントではスタグフレーション的傾向(高インフレ+景気低迷)が鮮明化。
◆実際にインフレが上昇するかどうかはともかく、消費者がかなりのインフレ上昇を恐れていること自体は事実なので、実際にそれが消費者や企業の行動にどう反映されてくるかを今後注視すべき。
◆実際のインフレもブレークイーブンイールドも3%前後で高どまってはいるが、現行のFF金利(4.25~4.5%)はまだ結構引き締め的レベルなので、FEDの次の一手が利上げになるハードルはかなり高い。
◆米景気急減速への懸念が高まり。株も下げているので、インフレ周りの指標が多少上振れても年内2~3回のFED利下げ期待が維持されている。雇用の軟化が素直に利下げを促すと広く信じられている模様。
◆短期市場に待機資金はたっぷりあり、金利は下がりたがっているようにも見えるが、(GDP比3%と約束された)財政赤字縮小のパスは現時点で全く見えてきておらず、長期金利低下を妨げている。
◆トランプ関税で経済界の不透明感がこの上なく高まっている割に、クレジット市場は堅調。スプレッド(IG91/HY322bp)はやや拡大したものの投資家の需要は引き続き旺盛で、Q1の起債は過去最高ペース。
◆スプレッド上昇局面でクレジット商品に相応の押し目買いが入ってきている。金利の絶対水準が引き続き魅力的であることと、スプレッドがタイトだった局面で投資家が焦って買っていなかったことを示唆している。
◆不透明感たっぷりの今のような局面では、格付けと流動性が高めの社債や分散がストラクチャーがしっかりしていて裏付け資産の分散も効いている証券化商品を選好すべきか(車関係への投資にはかなり勇気がいる)。
◆来週は水曜の「相互関税」アナウンスメントと、金曜の米雇用統計(135k/4.2%)に注目。