日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20210917 ドイツ総選挙情勢分析アップデート

週末日曜夜の第3回TV討論会前の状況(主要世論調査における政党別支持率平均)を確認しましたが、引き続きSPD(ショルツ)がしっかりリードをキープしています。

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Bundestagswahl 2021 – Termin, Umfragen, Kandidaten und Koalitionen (bundestagswahl-2021.de)

 

この支持率をベースに議席数を推計(5%条項などの兼ね合いを勘案)すると、過半数確保が可能な連立の組み合わせは、下図の上6つになります。

但し、一番上の2つは、6番目の大連立(黒+赤の2党連立)で既に過半数が確保でき、わざわざもう一党加えて連立をややこしくする必要はありませんので、現実味のないものとして除外できます。

従って、9/26のドイツ選挙後に誕生しうる連立政権の組み合わせは以下4通りであり、私はそれぞれの生起確率を以下のように見ています。

  1. 信号機(下図上から3番目)  :40% ショルツ首相 環境政策強化
  2. ジャマイカ(下図上から4番目):20% ラシェット首相 概ね現状維持
  3. 赤赤緑(下図上から5番目)  :20% ショルツ首相 大きく左傾化
  4. 大連立(下図上から6番目)   :20% ショルツ首相 概ね現状維持

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