レスニコフ国防相の「反撃の準備が完了した。神の意志、天候、司令官の決定が整い次第、実行する。」という発言に関するドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。
- ウクライナ反攻のチャンスは今回1回限りであり、失敗は許されない。万一失敗すれば次の西側の支援が間に合わなくなる。
- 何をもってウクライナの成功を測るかについては明確でない。
- ロシアは現在、ウクライナ領土の約6分の 1(ポルトガルより広い)を支配しており、これらすべてを取り戻すというのは現実的でない。
- 東西に広い地域なので、ウクライナがロシアの通信ルートをブロックし、ロシア軍を分断できるかどうかが大きなポイントとなる。
- ロシア軍は兵士の命の数には糸目をつけず、必死に抗戦してくる。過度の期待は禁物。
- ある程度奪回してから停戦の可能性を模索するということになるというのがベストシナリオか。
- 反攻成功で戦争が早期終結に向かうなどと期待してはいけない。
- これまでの対ロシア制裁が十分に効果を発揮したかについても再検討が必要。より効果的な制裁についても検討すべき。
<本件関連日本語報道>
<有益なドイツ語ニュースブログ>
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