https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/03/PD23_118_45213.html
先ほどドイツ連邦統計局から今年1月のホテル・レストラン業界の売上高速報値(上図は実質ベースの水準:2015年=100)が発表されました。
前年同月比実質+19.4%、名目+31.8%と大きく回復しているだけでなく、
10%強の値上げ(名目と実質の差)に成功している姿が確認できました。
ただし、2019年1月との対比では、宿泊▲12.7%(青)、飲食▲12.0%(赤)とまだコロナ前の水準を下回っています。
ちなみにドイツのGastgewerbe: ホテル・レストラン業界 は以下の3つから構成されています。
①Beherbergungseinrichtungen: ホテル、ペンション、キャンピング場等
②Gaststätten: レストラン、カフェ、バー等
③Kantinen/Catering: 社員食堂、ケータリング(機内食含む)等
平時の年間総売上高は約900億ユーロ(約12.6兆円)
その中の①,②,③のシェアは、それぞれ35%、54%、11%(飲食が2/3、宿泊が1/3を占める)となっています。
なお、最近レストランの座席予約(青線)が急増しているので、レストラン業界の売上増(赤線)がちょっと期待できそうです。