日独経済日記

日独間の架け橋となることを目指しています

20230718 現在の在宅勤務の平均像(ifo調査)

在宅勤務を快適に! 簡単にできる『自宅オフィス』の作り方 | マイナビニュース

Deutsche im Mittelfeld mit einem Homeoffice Tag pro Woche | Pressemitteilung | ifo Institut

 

アンケート調査を得意中の得意とするifoから、先ほど世界の在宅勤務の現情について興味深い調査結果(データ)が発表されましたので以下ご紹介します。

 

  • このたび ifo Institute は計34か国のフルタイム従業員42,400人(20~64歳)を対象として2023年4~5月にアンケート調査を実施。
  • 従業員は在宅勤務の機会を非常に高く評価しているが、②従業員が望む週あたり在宅勤務日数と③雇用主が計画する日数の間にはギャップ(②>③)がある。
  • ドイツの従業員は週1.8日の在宅勤務を望んでいるが、ドイツの雇用主は将来的に週1.2日を提供する計画で、①足元実績は1.0日となっている(他国データは下表ご参照)。
  • 在宅勤務の最大の利点は、時間とコストの効率性、勤務の柔軟性
  • オフィス勤務の最大の利点は、同僚との交流/より良い協力、仕事とプライベートの明確な区別

 

       ①週あたり在宅勤務 ②従業員希望 ③雇用主計画

 平均値       0.9日      2.0日     1.1日

 ドイツ       1.0日      1.8日     1.2日

 日本        0.5日(最小値) 1.4日     1.2日

 米国        1.4日      2.6日     1.9日

 中国        0.8日      1.9日     1.1日

 英国        1.5日      2.3日     1.7日

 オランダ      1.0日      1.5日     1.2日

 

pm-20230718-homeoffice-tisch_de.png