ロシアによる穀物協定延長拒否についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。
- ウクライナ戦争に関して国連は殆ど何もできていない。そろそろこれを変える時なのではないか。
- 黒海のウクライナの港から穀物が国連の旗の下で出荷されるようにしてはどうか?国連が護衛艦を提供できるならなおよい。
- これでロシアからの攻撃を完全に防げるわけではないかもしれないが、プーチンが国際社会全体を攻撃するにはかなりの勇気いるはず。
- ドイツ政府も、先日国家安全保障戦略をせっかく策定したのだから、国際航路の自由確保に取り組む義務がある。
- ウクライナは小麦輸出大国であり、アフリカ向けがそのごく一部だとしても、穀物協定が延長されずに国際価格が高騰すれば、アフリカへのダメージは甚大。
- ウクライナからの輸出停止が長期化すれば、アフリカなど途上国で飢餓が広がりかねない。
- もしプーチンが本当にアフリカの友人なら、穀物協定を延長するはず。しかし実際にはウクライナの港を爆撃し、こういったアフリカへの悪影響を軽視した。
- 実際のところ、ロシアには武器とワーグナー傭兵団以外にアフリカに提供できるものがほとんどない。
- ロシアはアフリカでの戦争や紛争から利益を得ているだけ。対価としての金やその他原材料の確保にしか興味がない。
- ウクライナ問題で中立を保つトルコなどとの関係にも亀裂が生じ、ロシアは国際的な孤立をさらに深めることになろう。
- ロシアの狙いは食糧危機をあおり、国際社会にゆさぶりをかけることにあるようだ。
<日本語報道例>