独Spiegel誌と同様に、英Economist誌も表紙を見るだけで重要トピックや世相をフォローすることができて便利なのですが、(さすがに基本的にいがみ合っている両国だけあって)独英間でだいぶテイストは異なります。
All weekly editions | The Economist
上右図のデータ(Economistの読者が費やした時間)が示す通り、アングロサクソン的(何事もまず米国に注目するという)視点、かつ英語圏インテリ層の関心が高いもの、がメインとなっています。今年の上位は以下の通りとなっています。
①ウクライナ戦争、②米中間選挙、③バイデン大統領、④トランプ氏、
⑤英政局混迷、⑥(米)中絶問題、⑦ブラジル(大統領選)
こちらのリンク先の下の方にある大きなグラフを見て頂くと、他にも
コロナ、中国、乱射事件、サッカーなどがよく読まれたことが判ります。
War replaces disease as the world’s most newsworthy subject | The Economist
今年の表紙で、なかなかいい出来栄えだなと個人的に思ったベスト5を以下ご参考までに貼っておきます。
<タイトルも絵も秀逸 特にトラスの笑顔が何とも言えない>
<米国の分断を実にうまく表現>
<一番危ないのがドイツ赤ずきん>
<中国の異質さ・危険さがにじみ出る>
<立場上、コレだけは紙で買いました>