日記
<Japanese> 今週発表された世界銀行の世界経済見通し(GEP)によると、今年は先進国の中で日本経済がかなりアウトパフォームすることになっています。コロナ後のリバウンドが弱かった分、反動減が小さいだけという面もありますが、日本の経済成長率が米国とユーロ圏の</japanese>…
ディスカウントスーパーのAldi(Süd)がまもなく都市部の店舗に「Doppelkassen(ダブルレジ)」を導入するようです(写真のようなイメージで出口が二つある)。 レジ精算時の最後には、たいてい支払いや商品の袋詰めで客がモタモタする時間ができるので、その…
今まさにドイツ連邦統計局による2022年ドイツ年次GDP統計の発表が進んでいるところですが、2022年第4四半期は下図のように前期比ほぼ横ばいの着地となった模様です(公式発表は1/31から1/30に変更されました)。 Pressekonferenz "Bruttoinlandsprodukt 2022…
今朝ドイツifo研から以下のような興味深いデータが発表されましたので、すかさずご紹介します。 Banken zurückhaltender bei Kreditvergabe an Unternehmen | Pressemitteilung | ifo Institut ●「取引銀行の融資スタンスが厳しくなってきた」と感じる企業の…
「ドイツ駐在ビジネスマンが、1日15分だけ時間を割いて自力でドイツ語ニュースをチェックするとしたら、具体的にどうしたらいいか」というご質問をよくいただくので、いろいろ試行錯誤しています。 先日こちらにその回答第一弾を投稿させていただきましたが.…
先ほどドイツ連邦統計局から、企業倒産件数(法人+個人の合計)の発表があり、先行指標(赤線)も含めて低位横ばい推移であることが確認できました。 (青:公式統計~2022年10月まで、赤:受付ベースの先行指標~同12月まで) 3,1 % mehr beantragte Regeli…
昨日リリースされた世銀の世界経済見通し(GEP)Global Economic Prospects (worldbank.org) のメインメッセージは、既にいろいろと(日本語でも)報じられている通り、以下くらいでよいのだと思いますが。。。 2023年の世界の成長率は+1.7%(昨年6月時点…
ドイツでは、先月半ばにかなり寒い日が2週間続いた後、年末から足元までは平年よりずっと暖かい日が続いています(黒太線が気温推移)。 Bundesnetzagentur - Aktuelle Lage Gasversorgung - Indikator 1: Temperaturprognose für die kommenden 7 Tage in °…
ドイツ連銀が毎週月曜夕刻に発表してくれているGDPナウキャストは、昨年第四四半期(2022年10〜12月期)前期比+0.1%となっていました。 https://www.bundesbank.de/de/statistiken/konjunktur-und-preise/woechentlicher-aktivitaetsindex 昨年12月23日発表…
実際に自分でやってみると意外と苦労する、日々のドイツ関連ニュースのフォロー、を自力でかつ手軽こなす方法について、先月こちらでご紹介させて頂きました。 20221202 ドイツ関連ニュース 最も手軽な自力チェック法 - 日独経済日記 (hatenablog.com) 動画…
ドイツ気象庁(DWD)の予想によると、下図の通り今後一か月のドイツの気温は平年比0度以上(グラフ内の緑点)でかつその予測にはまあまあ自信あり(下の緑信号)、ということになっています。 Wetter und Klima - Deutscher Wetterdienst - Basis-Witterungs…
<Japanese> AIの影響力が無視できない時代が刻々と迫ってきているような気がするので、今話題のChatGPT(https://chat.openai.com/chat でAIにいろいろ質問できる)をちょっと試してみました。オリジナルの回答はやや長かったので、意味が変わらない程度に人間(私)の</japanese>…
Rammstein - Die Band あくまで私見ですが、ドイツのハードロックバンド「ラムシュタイン(Rammstein)」の曲は初中級のドイツ語学習にピッタリの教材だと思っています。 ラムシュタイン - Wikipedia RAMMSTEIN | ラムシュタイン - UNIVERSAL MUSIC JAPAN (un…
今年2月20日(月)にある「バラの日曜日(Rosenmontag)」は(少なくとも私にとって)非常に不思議な祝日です。 法的に正式な祝日ではないのに、この日に出勤するような人は馬鹿者とされ、デュッセルドルフ、ケルン、マインツなど、ドイツの一部地域で事実上…
企業リスク管理アドバイザリー会社、International SOSが「今年のリスク見通し」を発表しました(世界108カ国のグローバル企業1208社~同社顧客~に対するアンケート結果を分析してアドバイスに昇華したもの)。 Risk Outlook 2023 | Five Predictions | Int…
累計12年間のドイツ生活の中で、直接見聞きしたり、読んだりしてきたものから、ドイツ人から見て日本人の「変だな」「不快なので改めて欲しいな」と思われていることを多数書き留めているのですが、その中から主なもの(私自身も意識して気を付けていること…
毎年恒例のユーラシアグループ「今年のトップリスク」がつい先ほど発表されたので速報します。 https://www.eurasiagroup.net/issues/top-risks-2023 1. ロシア 追い詰められたならず者ロシアが、ウクライナだけでなく、世界の安全保障、西側の政治システム…
つい先ほどドイツ連邦雇用庁から12月分のドイツ雇用統計が発表されました。 市場が最も注目する季節調整後失業者数前月比増減は、▲13千人と市場予想(+15千人)比強目の内容です。 昨年6月からウクライナ難民を失業者カウント対象としたため少し押し上げられ…
ドイツ金融専門雑誌:Zeitschrift für das gesamte Kreditwesen (ZfgK)に掲載されたナーゲル独連銀総裁の年頭インタビュー記事が、ドイツ連銀のホームページにも掲載されていましたので、その内容を確認しておきます。ポイントを(私なりに消化した上で)箇…
W杯決勝リーグで日本を倒して勝ち上がり、結局3位に輝いたサッカー大国:クロアチアが、昨日から① 法定通貨をユーロとする「ユーロ圏」(20カ国目)と② 欧州域内での移動自由が認められる「シェンゲン協定」に加盟しています。 貿易と観光の両面から同国経済…
みなさま、新年おめでとうございます。今年も当ブログおよびYouTubeで展開している「日独経済日記」をどうぞよろしくお願いします。 日独経済日記 - YouTube 日本と違ってドイツでは1月2日からすぐ平日が始まるので、ドイツの新聞の元日号にほとんど特別感な…
「イマサラ」ではありますが、累計12年ドイツで生活してみて(日本と違ってやっぱ)ココがいいな、と個人的に思うことベスト3を挙げておきます。 1 おいしいビールやワインがとにかく安い 500mlのビール缶1本は0.8ユーロ(100円ちょい)しかしませんし、5ユ…
<Japanese> 日本経済新聞の推計によると、今年世界の債券価値は昨年末比で19兆ドル、株式時価総額も25兆ドル減少し、この合計45兆ドルは世界の国内総生産(GDP)の47%に相当するとのこと。ドイツ・アレンスバッハの世論調査で、61%が「こんなに悪い年は長らくなかった</japanese>…
デュッセルドルフ地元紙のライニッシェポストの取材によると、今年のクリスマス市は盛り上がりも売上高もまあまなの手応えだったもようです。 ●久々にコロナ制限一切なしのクリスマス市(去年は枠で囲われ、マスク着用+入場時ワクチン接種証明確認など。写真…
今朝のRheinische Post紙(デュッセルドルフの地元新聞)に「2023年経済/政治ココが良くなる」という興味深い記事があったのでご紹介します。Was 2023 politisch und wirtschaftlich besser wird (rp-online.de) 今年判明したように、常に先行きが不透明で…
今に始まったわけではなくずっと昔(2005年くらい)からの話ではあるのですが、ドイツでは銀行ATMを爆破して現金を奪う事件が多発(2020年には414件)しています。 こちらは12月17日にメンヒェングラットバッハの信用金庫が爆破された様子です。 ドイツ語で…
来年1月31日発表予定のドイツ2022年第4四半期(10-12月)GDPは前期比▲0.6%くらいが予想されています。 12月16日に出たばかりのドイツ連銀経済予測も、今年10月から来年3月までの冬の半年間は、厳しいマイナス成長を覚悟しなければならない、と警告していま…
ドイツ連邦統計局が今月発表したドイツ人口動態予測のエッセンスについてまとめておきます。数字のレベル感だけでも頭に入れておく価値はあると思います。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2022/12/PD22_511_124.html?nn=238906 東西…
独Spiegel誌と同様に、英Economist誌も表紙を見るだけで重要トピックや世相をフォローすることができて便利なのですが、(さすがに基本的にいがみ合っている両国だけあって)独英間でだいぶテイストは異なります。 All weekly editions | The Economist 上右…
独シュピーゲル誌は、政治ネタを中心に特ダネが多く、国内での影響力が抜群に大きい(大物政治家から恨まれたりすることも多い)ため、ドイツと関わりの深い方々やドイツ語学習者にとってチェックが欠かせない雑誌となっています。 中身を見なくても、毎週号…