観光業
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=CPL OECDが毎月発表している月次比較物価水準(monthly Comparative Price Levels :CPL)を使うと、その時点での為替レートと民間最終消費支出の購買力平価の比による各国間物価水準比較が可能となります。 …
旅行と休暇が大好きなドイツ人ですが、お金の面では堅実(というかケチケチ)です。今朝ドイツ連邦統計局から、欧州海外旅行先のホテル・レストラン代がドイツ国内旅行と比較してどうかという興味深い統計が発表されていたので以下ご紹介します。 ドイツと比…
人口60万人の村、デュッセルドルフに、ドイツ人コスプレイヤーを中心とする60万人の観光客が押し寄せて人口が2倍になる日「日本デー」がいよいよ明後日(5月13日)に迫ってきました。 見どころは、(こんなにいるの?と驚くばかりの)コスプレーヤー達と日本…
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/04/PD23_147_45412.html 2023年2月の宿泊件数は26.4百万件(前年同月比+40.5%)とかなりの急回復を見せました。 コロナ直前の2020年2月と比べるとまだ▲11.7%ではありますが、2019年以降の推移…
<Japanese> 先週発表されたIMF世界経済見通しを見ると、日本の実質GDP成長率は2023年+1.3%/2024年+1.0%/2025年+0.6%(潜在成長率は0~0.5%)、インフレは同+2.7%/+2.2%/+1.6%(日銀ターゲットは2%)となかなか良いバランスになっています。世界の主要国で</japanese>…
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/03/PD23_118_45213.html 先ほどドイツ連邦統計局から今年1月のホテル・レストラン業界の売上高速報値(上図は実質ベースの水準:2015年=100)が発表されました。 前年同月比実質+19.4%、名目+3…
①スシロー株が急落した際は、「奇異な日本の事件」として2月3日にドイツ公共第一放送(ARD)で軽く採り上げられました。 www.tagesschau.de 若者による回転寿司での非衛生ないたずら(醤油ボトル、スプーン、湯呑などをなめてから戻すなど)により、日本のレ…
https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/03/PD23_096_45412.html 先ほどドイツ連邦統計局から観光関連宿泊件数統計が発表され、2023 年1月:24百万件、前年同月比+48.3%、2020年1月(コロナ直前)比▲10.5%となっていました。 先月発表さ…
(上から、①ホテル・ペンション、②長期休暇用宿泊施設、③キャンプ場、④その他) https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/02/PD23_055_45412.html 先ほどドイツ連邦統計局から観光関連宿泊件数統計が発表され、 2022年通年:4億5,080万件…
W杯決勝リーグで日本を倒して勝ち上がり、結局3位に輝いたサッカー大国:クロアチアが、昨日から① 法定通貨をユーロとする「ユーロ圏」(20カ国目)と② 欧州域内での移動自由が認められる「シェンゲン協定」に加盟しています。 貿易と観光の両面から同国経済…
デュッセルドルフ地元紙のライニッシェポストの取材によると、今年のクリスマス市は盛り上がりも売上高もまあまなの手応えだったもようです。 ●久々にコロナ制限一切なしのクリスマス市(去年は枠で囲われ、マスク着用+入場時ワクチン接種証明確認など。写真…
ドイツ週刊誌Focusは毎年この時期に、英Economist誌の別冊「The World Ahead」シリーズのドイツ語版を出してくれています。電子版が単品(定期購読不要)で買えるので、毎年必ずチェックするようにしています。 ざっとチェックした結果、今回号の中で特に念…
<Japanese> 日系企業の海外駐在員は大変多忙です。毎日現地情報を集めて分析するのに必死ですので、日本のニュースはどうしても後回しになります。日本に住んでいないので、店員やタクシー運転手などから景気に関する生情報を仕入れる機会もありません。そんな状態で1</japanese>…
サービス業の統計が出るまでにはかなり時間がかかるので、直近7月、8月分までしかデータが出ていませんが、下図の通り、ドイツのクルーズ旅客売上はコロナ前を上回る水準にまで回復しています。かなりの部分がコロナで2年分たまったリベンジ旅行だと思われま…
<Japanese> 日本のコロナ水際対策が先月から大幅に緩和され、インバウンド需要が激増しています。折からの円安のため、日本人の私の目から見ても、日本への旅行は大変魅力的に見えます。昔よく通ったラーメン店、中野の「青葉本店」で最もおすすめの「特製中華そば」93</japanese>…
今朝のドイツ連邦統計局の発表によると、ドイツの夏場の国内宿泊件数はほぼコロナ前の水準に戻っています。 Tourismus in Deutschland im September 2022: 4,7 % mehr Übernachtungen als im Vorjahresmonat - Statistisches Bundesamt (destatis.de) 赤線が…
いつものようにドイツのコロナ関連データを虚心坦懐に確認しておきます。 ★ドイツの再生産数(赤線;R)が1.00をやや下回るようになっており、感染加速が足踏みしています。 国際比較に最も適したベンチマークである「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日…
<Japanese> 少子高齢化は日本だけでなく世界全体で進行中ですが、その進行と共に年金やヘルスケアに対する財政支出はどうしても増えてしまいます。今後はそれに加えて、カーボンニュートラル、安全保障、デジタリゼーションなどに対する財政負担増加も避けて通れません</japanese>…
<Japanese> 「Easy money is drying up.」 世界中の中銀(日本と中国は除く)が一斉にインフレ退治の利上げ(+QT)に動いており、債券利回りがグローバルに急騰(正常化)しています。金融市場では債券と株の両方の価格低下が止まらず、分散投資がワークしていません</japanese>…
本日(9月17日)から10月3日までの間、毎回6百万人の来訪客が70百万リットルのビールを飲みつくす世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」がドイツミュンヘンで開催されています。 独特の民族衣装と音楽で盛り上がりながら、皆ここぞとばかりに驚くほ…
「地球温暖化によってドイツで今後何がどう変わりそうか」というテーマについて、ドイツのメディア等で言われていることを日々フォローして書き溜めているのですが、現時点での断面を以下ご紹介します。 日本の将来を考える上でも何らかの参考になりうるもの…
ドイツにおける各種エネルギー「小売」価格は、下図のように急騰しており、払いたくても払えない人が続出しかねない状況になっています。 2月24日のロシアによるウクライナ侵攻開始時点と比べると、ガス代は3倍、電気代は5割増しとなっています。 https://ww…
今朝のドイツ連邦統計局の発表によると、ドイツの国内宿泊件数(∝観光)は、台頭するリセッション懸念とは裏腹に、少なくとも7月までは好調を維持できていたようです。 赤線が今年の走り、青線はコロナ前の2019年分、黒が2021年、橙が2020年です。 https://w…
<Japanese> 日米金利差の拡大再開を機に、ドル円レートが24年ぶりとなる140円台にまで上昇してきました。チャートテクニカル的には1998年8月につけた147円63銭を一度は試しに行く可能性が高そうに見えます。「円安は日本経済にマイナスであり、政府日銀の無策は許せな</japanese>…
フランクフルトのレーマー広場のお土産物屋の自動販売機では、かなり昔からこのようなゼロユーロ紙幣が売られています。 額面ゼロでも2ユーロで売れていますので、いわゆるシニョリッジも2ユーロと言えます。 私はこの嵩張らないアイデア商品を、友人への軽…
ドイツは非常に安全な国だという印象があるかも知れませんが、近年の人口10万人あたりの犯罪発生件数でみると、日本の10倍くらい危険な状況が続いています。 電車の中の居眠りや、いかにも土地勘のない観光客であることが丸見えな挙動は、犯罪のプロに「私を…
私自身、コロナ前までは年数回程度、ドイツ国内の泊りがけの出張をしていたものですが、コロナ発生以降は一度もどこにも出張していません。出張関連手続き(例えば経費精算フォーマットなど)も2年半の間に変わっている可能性が高いので、今更確認するのも億…
今朝のドイツ連邦統計局の発表によると、ドイツの国内宿泊件数はだいぶ戻ってきた感じです。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2022/07/PD22_289_45412.html 赤線が今年の走り、青線はコロナ前の2019年分です。 ちなみにドイツのGastge…
ドイツ各地で順次夏休みシーズンが始まり、リベンジ旅行のため飛行機と電車が大混雑しているという報道が最近目立っています。 遠距離電車(写真はドイツの新幹線:ICE)では5月時点で27%が6分以上の遅延(赤線)と、既にかなり悪化していましたが、足元は…
アップルiPhone13の日本での販売価格が今月(7月)突然、98,800円から117,800円へと19%も引き上げられ、大きな話題になりました。世界的インフレと大幅円安のダブルパンチのため、デフレマインドがしみついた日本においては過去に例がないような大胆な値上…