コロナ
今朝のドイツ連邦統計局からの発表によると、 2022年のレストラン店員数は2019年比▲11.8%まで回復 店員数が最も減少したのは、2020年末から翌春にかけて(下図) 特にパブやバーがしんどかった 人員削減は主に、短期労働者や低賃金所得者が対象になった htt…
「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると、ドイツは日本とほぼ同水準(青:ドイツ52人、黄:日本55人)まで下がってきています。 最近は14歳以下の子供は殆ど感染せず、15歳以上が多めになっているようです。 2月20日のバラの月曜…
https://www.ifo.de/pressemitteilung/2023-03-02/drei-von-vier-beschaeftigten-bei-it-dienstleistern-nutzen-homeoffice 各種アンケート調査を得意とするifo研が、「勤務の(ごく)一部でも在宅勤務を利用している従業員の割合」を業種ごとに調査したとこ…
大騒ぎするほど危険な状況というわけではありませんが、ドイツ西部では2月20日(月)にこちらの写真のような感じで多くの人がカーニバルのために街中に集まり、密集状態で長時間大騒ぎした結果、ドイツではコロナがまた少し増えています。 左が今日、右が1週…
リオープン後にコロナ患者激増で低迷していた中国のPMIが上図の通り最近急回復しており、中国経済の復活⇒世界経済へのサポートという期待が高まっています。 しかし、ドイツ連銀2月月報(残念ながらまだ英語版は出ていません)での中国経済分析によると、中…
今朝ドイツ連邦統計局から2022年GDP統計詳細の発表があり、 2022年Q4が前期比▲0.2%⇒▲0.4%に下方修正。 但し通年は+1.9%で不変。 コロナ前の2019年Q4と比べるとかろうじて同じ水準(107.5)。 今年Q1もマイナスになりそうなので、テクニカルリセッションが…
「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると、ドイツは日本とほぼ同水準(上:ドイツ109人、下:日本92人)となっています。 呼吸器系疾患(ARE)全体としては昨年ピークを迎えた後、安定的に推移(赤線が今冬分の7日間指数、このう…
https://www.ifo.de/en/facts/2023-02-22/ifo-business-climate-index-rises-february-2023 【今回のメインメッセージ】 現況指数(黒線)はまだ下向きで、昨年Q4以降のマイナス成長モメンタムが足元もまだ続いていることを示唆。 但し期待指数(上図青線)…
本日2月20日(月)は「バラの月曜日」、カーニバルの最高潮を迎えます。 こちらはマインツのショート動画ですが、こんな感じでお菓子などを配りながら街中を何時間もパレード(山車、楽隊、ダンサーなど)が練り歩きます。 www.youtube.com こんな感じでお菓…
「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると、ドイツは日本をやや下回る程度(上:ドイツ106人、下:日本130人)。 呼吸器系疾患(ARE)全体としては昨年ピークを迎えた後、安定的に推移(赤線が今冬分の7日間指数、このうちコロナと…
今朝のドイツ連邦統計局発表によると、昨年12月の製造業受注残(実質/インフレ勘案後)は 前月比▲0.4%、前年同月比+1.2%(赤:総合、黒:国内、青:海外) 月商(直近12ケ月平均)の7.4ヶ月分(投資財10.6、中間財3.8、消費財3.4ヶ月分) と引き続き高水準が…
動画ではより詳しく説明しています。よろしければ。 youtu.be <Japanese> 日本の対外純資産は2021年末時点で3.6兆ドルと、2位ドイツの2.9兆ドルを大きく引き離して31年連続世界一となっています。2月3日に内閣府から発表された「日本経済2022-2023」によると、日本の対</japanese>…
「7日間指数」(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると、ドイツは日本の半分くらい(ドイツ95人、日本194人)。 呼吸器系疾患(ARE)全体としては昨年ピークを迎えた後、安定的に推移(赤線が今冬分の7日間指数、このうちコロナとインフルが足…
7日間指数(人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数)でみると ドイツ(青):79,日本(黄):389と日本の約1/5で落ち着いた状態です。 但し、死者数(人口100万人あたり直近)は引き続きやや多め(ドイツ9人、日本20人)です。 再生産数も最近再び1.0を…
以下3つはドイツ現法におけるリスク管理の観点から、時々チェックしておいた方が良いと思いますので、リンクと併せてご参考まで。 ①気温/ガス備蓄~心配なし ここ数日かなり寒いですが、2月中旬までは 平年をやや上回る気温で推移する見込み(但し気象庁の…
PwCが毎年グローバルベースで実施しているCEOサーベイの、ドイツのCEO分に関する開示がありましたので、以下簡単にご紹介します。 ●ドイツCEOの82%が1年後の世界経済悪化を予想。 ●ドイツCEOの心配事は上から順に、①インフレ、②地政学リスク、③マクロ経済、…
毎年恒例のユーラシアグループ「今年のトップリスク」がつい先ほど発表されたので速報します。 https://www.eurasiagroup.net/issues/top-risks-2023 1. ロシア 追い詰められたならず者ロシアが、ウクライナだけでなく、世界の安全保障、西側の政治システム…
デュッセルドルフ地元紙のライニッシェポストの取材によると、今年のクリスマス市は盛り上がりも売上高もまあまなの手応えだったもようです。 ●久々にコロナ制限一切なしのクリスマス市(去年は枠で囲われ、マスク着用+入場時ワクチン接種証明確認など。写真…
今朝のRheinische Post紙(デュッセルドルフの地元新聞)に「2023年経済/政治ココが良くなる」という興味深い記事があったのでご紹介します。Was 2023 politisch und wirtschaftlich besser wird (rp-online.de) 今年判明したように、常に先行きが不透明で…
独Spiegel誌と同様に、英Economist誌も表紙を見るだけで重要トピックや世相をフォローすることができて便利なのですが、(さすがに基本的にいがみ合っている両国だけあって)独英間でだいぶテイストは異なります。 All weekly editions | The Economist 上右…
当ブログでは、「今年のドイツはインフルエンザ大流行に注意が必要」というお話を繰り返してきたのですが、いよいよ嫌な感じになってきましたのでコロナよりインフルエンザのモニタリングをメインに切り替えることにします。 直近10年間では2017年末から2018…
先ほどドイツ連邦統計局より、2022年7-9月期の住宅価格が前年同期比+4.9%、前期比▲0.4%と発表がありました。前年同期比の伸びが4-6月期の+9.7%からほぼ半減しています。 Preise für Wohnimmobilien im 3. Quartal 2022: +4,9 % zum Vorjahresquartal - St…
ドイツ週刊誌Focusは毎年この時期に、英Economist誌の別冊「The World Ahead」シリーズのドイツ語版を出してくれています。電子版が単品(定期購読不要)で買えるので、毎年必ずチェックするようにしています。 ざっとチェックした結果、今回号の中で特に念…
<Japanese> 今年もあと2週間を残すのみとなりましたが、今年の漢字が「戦」に決まったことに象徴される通り、今年は多くのネガティブ事象に世界が振り回された1年だったと言わざるを得ません。罪のない人々の命を奪う戦争はまだまだ終わる気配がありませんし、インフレ</japanese>…
昨日発表されたifo研経済予測アップデートによると、ドイツの実質GDPは、今年Q4に前期比▲0.3%、来年Q1は▲0.4%と小幅マイナスに陥るものの、その後はインフレ低下と共に盛り返し、来年通年では▲0.1%成長になると予想されています。前回の▲0.3%から0.2%ポ…
先ほどこちらの動画(小ネタクイックチェック第2弾/続編)をアップしました。 ドイツ経済にご興味のある方は是非こちらをご覧頂き、リンク先をご自身でもチェックしていただければと思います。 www.youtube.com ●小ネタ第一弾/初回の動画 【日独経済日記】ド…
先ほどこちらの動画をアップしました。 ドイツ経済のマイナス度合いを見きわめたい方は是非こちらをご覧頂き、今後はリンク先をご自身でもチェックしていただければと思います。 www.youtube.com ●ドイツ経済省 GDP NOWCAST(毎月下旬) https://www.bmwk.de…
<Japanese> 日系企業の海外駐在員は大変多忙です。毎日現地情報を集めて分析するのに必死ですので、日本のニュースはどうしても後回しになります。日本に住んでいないので、店員やタクシー運転手などから景気に関する生情報を仕入れる機会もありません。そんな状態で1</japanese>…
恐れられていた通り、最近ドイツでは久々にインフルエンザが広がりつつあります(下図二つの赤線の組み合わせでそう判断できる)。 コロナが流行している間にインフルエンザへの免疫が低下しており、今年は大流行しやすいので注意が必要です。 https://www.r…
先ほどドイツ連邦統計局から掲題のような発表がありました。 交通事故死者数はコロナ前の水準よりはまだずっと低いものの、2021年の2562人より今年は+9%増加する見込みです。事故件数は前年比+4%、負傷者数は+9%あたりで着地すると推計されています。 但…