雇用
①EURO2024(欧州サッカー選手権)オッズ~ 準決勝ではスペインとオランダ(共にこれまでの試合で得点力の高さを実証してきた)が以下のスコアで勝ち上がる可能性が高いと目されている。 gaming.uefa.com 優勝オッズ(確率)は①スペイン33%、②イングランド27…
ドイツの6月雇用統計では、季調済失業者数は前月比+19千人と、市場予想(+15~20千人)並み。各種景気先行指標の回復が腰折れし始めている中、景気遅行指標としての雇用の軟化が長期化しそうな気配。但し、後述の通り、高水準の賃上げを続けながら就業者数は…
www.youtube.com ◆インフレの落ち着き、景気減速感の高まり、債券/金利ボラ低下継続を確認した一週間。少なくとも利上げのオッズはほぼ無視できる状況になってきた。◆但し、「データ次第」と宣言しているFEDが早期利下げを決断するほどの材料は、インフレ面…
①日本で喜ばれるドイツ土産(ドイツニュースダイジェストのアンケート結果に基づくチョイス)~この中でいうと、個人的にはいかにもドイツらしい、ハーブティー、ミニサイズコスメグッズ(ここまでバラマキ用)とビールジョッキ(個別/自分用)がおススメ。 …
Kurzbericht: Konjunkturlage | Deutsche Bundesbank 上記「経済概況」の目新しいポイントを以下抽出。6月7日に発表済の半年毎の中長期予測のエッセンスについては以下リンクをご参照。 dateno.hatenablog.com 6/7に発表済の中長期予測の軌道から外れるよう…
youtu.be ◆金利上昇の割に株価は堅調。株式市場の参加者は金利低下にはあまり期待しておらず、景気の企業業績への影響をより重視しているように見える。◆AIについては、チップやデータセンターの次に何が来るのか(メモリー、ソフトウェア、電力?)が注目さ…
先ほどドイツの5月雇用統計が発表され、季調済失業者数は前月比+25千人と、市場予想(+9~10千人)より弱め。景気の先行き好転の兆しが出始めているものの、景気遅行指標としての雇用は年末年始の景気低迷を反映して軟化しているイメージ。但し、後述の通り…
www.youtube.com (以下は動画の要約ではなく、私なりに消化した上で市場へのインプリケーションなどとして整理したもの) ◆PCEデフレータが事前予想通り(上振れなし)だった安心感から、じり高基調にあった金利が反落。◆但しFEDのプロジェクションよりはや…
www.ey.com EYのドイツ銀行業界分析レポート「銀行バロメータ」(上記リンク、4月に100行を調査、5/27発表)のエッセンスは以下の通り: 今後1年でドイツ経済が改善すると予想している銀行は30%のみ。 7割が信用リスク増大、約半数が今後6か月以内の融資厳…
https://publikationen.bundesbank.de/publikationen-de/berichte-studien/monatsberichte/monatsbericht-mai-2024-929802?article=konjunktur-in-deutschland-929814 https://publikationen.bundesbank.de/publikationen-de/berichte-studien/monatsbericht…
https://www.iwkoeln.de/presse/pressemitteilungen/hubertus-bardt-lennart-bolwin-berthold-busch-juergen-matthes-dexit-wuerde-690-milliarden-euro-kosten.html 経営者団体系シンクタンクIW(@ケルン)の分析によると、DEXITによる経済損失は以下の通…
economy-finance.ec.europa.eu 本日EU委員会から発表されたEU/ユーロ圏の経済予測(四半期毎にアップデート)のドイツ部分のエッセンスは以下の通り: ドイツ経済は昨年のマイナス成長後、今年も+0.1%の成長にとどまる(2月予想比▲0.2%pt下方修正)。 資本…
https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Pressemitteilungen/Wirtschaftliche-Lage/2024/20240412-die-wirtschaftliche-lage-in-deutschland-im-mai-2024.html 先ほどドイツ経済省から発表された経済月報のエッセンスは以下の通り: 第1四半期実質GDP成長率は前期…
①鉱工業生産(4月)~3月前月比▲0.4%と前月の+1.7%後も小じっかり。昨年Q4比今年Q1平均で+1.0%を確保。特に、これまで低迷していたエネルギー集約型産業(化学、金属、ガラス、紙、プラスチックなど)が前期比+4.8%と持ち直しているのが大きい。 https:/…
https://www.iwkoeln.de/studien/michael-groemling-stagnation-im-sechsten-jahr.html 昨日ドイツ経営者団体のシンクタンクIW(@ケルン)が発表したドイツ経済分析(上リンク)のエッセンスは以下の通り: 他国は今年しっかり成長しそうなのに、ドイツだけ…
本日5月1日レイバーデー(Tag der Arbeit, Maifeiertag, 全独の祝日)についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通り: 宗教的な背景を持つ他の多くの祝日と異なり、この日は政治的意味を持つ。 春の日差しが温かくなる頃なので、多くの人がその日をハイキ…
①実質GDP(2024Q1速報)~前期比+0.2%と一見強めに見えるが、Q4が▲0.5%と0.2%下方修正されており、ほぼ市場予想通り。この2年くらいはほぼ横ばいが続いている(但し、インフレのため名目ベースでは高成長)。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemi…
https://www.bcg.com/press/24april2024-deutschland-beliebtestes-nicht-englischsprachiges-land 経営コンサル会社ボストン・コンサルティング・グループや職業斡旋会社ステップストーンなどが共同で発表した国際調査結果「Dream Destinations and Mobilit…
https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Pressemitteilungen/2024/04/20240424-fruehjahrsprojektion-2024.html ドイツ政府が昨日発表した春季経済見通しのエッセンスは以下の通り: 概ねコンセンサス通り(上表ご参照)の予測値ながら、今年の成長率0.1%上方修…
https://scoperatings.com/ratings-and-research/research/EN/176796 ドイツの格付機関スコープ社(@ベルリン)が本日発表したドイツのソブリン格付についてのコメントのエッセンスは以下の通り(経済低迷長期化でも財政が極めて健全なのでAAAは当面安泰と…
ドイツ連邦雇用庁のデータによると、ドイツで受け入れた難民が着実に労働力として戦力化し始めており、人手不足問題の緩和に寄与している模様。 https://statistik.arbeitsagentur.de/Statistikdaten/Detail/Aktuell/arbeitsmarktberichte/faktenblatt-asyl8…
人口動態要因(団塊世代の大量退職>移民)に基づく構造的人手不足は緩和していないので、失業急増は回避されているが、経営環境の変化と共にオーバーキャパになっている領域(特に自動車関連)では思い切った人員削減が進められている。 以下は今年に入って…
www.bmwk.de 先週末リリースされたドイツ経済省4月月報のエッセンスは以下の通り。 輸出の改善と、鉱工業・建設の生産増(もともと受注残が大きい上、好天と高水準の病欠正常化が追い風)にわずかながらも明るい兆しが見え始めている。 グローバルベースで鉱…
●IAB(連邦雇用庁のシンクタンク)が毎月発表している「人手不足指数」は、3月も高止まり。少子高齢化の進捗に伴う労働力人口減少(移民・難民では補いきれない)がその背景。 https://iab.de/daten/arbeitskraefteknappheits-index-3/ ●単純に現在の求人(…
https://report.europace.de/alle-news/europace-hauspreisindex-marz-2-2-2-6/ ドイツ最大の住宅ローンポータルサイトEuropaceの住宅価格指数(EPX)は、上図の通り、全てのカテゴリーで上昇に転じており、Europaceは今後も上昇が続く見通し、と評価してい…
先ほどドイツの3月雇用統計が発表され、季調済失業者数は前月比+4千人と、市場予想(+10~20千人)より気持ち強めの内容となっていました。 ちなみに米雇用統計からの連想で、これがヘッドラインであるかのように誤解しがちですが、ドイツでは全く重視されて…
https://www.ifo.de/fakten/2024-03-27/gemeinschaftsdiagnose-fruehling-2024 先ほど発表されたドイツ5大研究所の春季合同経済予測のエッセンスは以下の通りです。 ドイツ経済の低迷が続いている。まもなく回復が始まると思われるが、全体としての勢いはそ…
これまで5か月間にわたる交渉と計6回のストライキを経て、昨日3月26日、ドイツ鉄道とGDL(運転手組合)の労使交渉がようやく決着し、イースター休暇中のストライキ回避が確実になりました。GDLは大幅な賃上げ(免税一時金を含む)と週35時間労働に向けての段…
https://publikationen.bundesbank.de/publikationen-de/berichte-studien/monatsberichte/monatsbericht-maerz-2024-926690?article=kurzberichte--928232 本日発表されたドイツ連銀月報(3月)の経済分析部分のエッセンスをまとめると以下の通りです。 ド…
本日発表されたドイツ銀行協会の経済見通し(民間銀行のチーフエコノミストらの共同作業の結果)のエッセンスは以下の通りです。 ドイツ経済は依然として顕著な低迷状態にあり、今年の実質成長率はマイナスゼロどまりを予想。 これまでのドイツ経済低迷の主…